2013-09-23 Mon
ここのところ,パッとした釣果もなく悶々とした日々を過ごしてきたが,それもこの帰省で一気に吹き飛ばすぞーっということで,やって参りました北海道!例年のごとく,妻の実家にも拘らず,やりたい放題?厚岸の道の駅で牡蠣や北寄,ホタテの海鮮バーベキューに引き続いて,羅臼の「まるみ旅館」では,タラバに毛カニ,エビ,船盛に私の好きな鮭のメフンと朝夕食ともに正に食い放題,引き続いて「知床第一ホテル」でも,肉に魚に食い放題とお腹が苦しいという贅沢な時間を家族ともに過ごすのであった.っと言って,実は台風18号の影響で雨が続いていたため,とりあえず食うしかないという状況.羅臼で餌のサンマを購入するも,遡上を狙う鮭釣りに挑むことはできない.雨脚も強くなり,2日連続してお預け状態である.この荒天の中,猛者達は果敢に攻めているが,話を聞くと当たりすらないようだ.ここは諦め,また,充電っということで,天候の回復を待つこととした.3日目にして,やっと台風一過なのだが,海は濁り,完全水潮...止別でも,まっ茶に染まった河口に釣糸を垂れる人だかりに釣上るのはスレばかりで,バイトはなさそうだ.まあ,自然なんてこんなもんだろうということで,4日目に例の場所へと向かうのであった.義弟の仲間たちと日も明けぬ時間に現地に着くと,もう人でいっぱい...なんとか狭い場所に入れさせてもらい,ゆっくりとサンマを引いていく.私は餌木様の細い竿,ライトタックルで攻めているが,正直心細い.そんな中,隣のおばさんがヒット!1本釣り上げたではないか,すかさず,周りの人達の浮きが刺さっていくも,どうやら単発らしい.夜も明けて7時30分までのデッドラインでて返していくと,小さな当たり,ライトタックルが功を奏してか,何とかヒット!引き寄せるまでに苦労したが,メンタを1本ゲットすることができた.そのあともホント小さい当たりに何とか合わせることができ,カラフト?サクラ?釣り上げたときはニジマス?みたいに綺麗な模様のメンタマスをゲットすることができた.短時間でメンタ2本であれば上出来だろうか?帰ってからは家族の前で解体ショー,卵は叔父さん直伝のイクラの醤油漬けにし,身は塩焼きにして,ホント美味しく頂くのであった(マスは美味しいが,鮭は身がもう白かった...).5日目も釣行しようかと迷ったが,ここは食べる分だけと思い,来年に期待するのであった.っということで,昨年のリベンジを果たすのであったが,実は8年間お世話になった師匠である叔父さんが肺癌で他界してしまい,指導してくれる人がいなくなってしまった.失って気付く当たり前の有難さ,遊びとはいえ今年からは知らない地で自分が先頭に立たなくてはならない.年を取るってこういうことなんだな~っとしみじみ感じるのであった.