2022-10-01 Sat
このところ台風が遠い南の海上に発生し,その影響でうねりを伴う日が続いているが,今週は大丈夫という勝手な予想をもとに今日もまた此処に来てしまうのであった.昼間にマッタリ釣りたかったので,吉備湯浅PAで仮眠してから日の出でも拝もうと思ってはみたものの,寝心地の悪い車内と頭の中は釣りのことで満たされた状態で,とても熟睡には至らない.っとうことで1時には出発し,到着したのは1時30分ぐらい.当然の如く辺りは真っ暗で,釣り人もいない.北風なのでやり易いのであるが,岸辺に近づくと,もうすぐ干潮にも拘らず20 mぐらい手前から砂利浜が濡れている.台風は遠くにあるので,そんなに大きな波が来たのだろうか?っと思いつつ準備をしていると,波自体は小さいが,時折,うねりが押し寄せてくる.少し釣りにくい状況ではあるが,まあ,手始めに仕掛けを投じることにした.潮流はそれほど速くもないし,夜にしては飛距離もあるので,波打ち際から距離を取っての手返しとなった.投げること数回,電気ウキが大きな波とともに消し込むが,浮いてこない.当たりかな,っと空合わせしてみると,竿を叩く感触がある.あがってきたのは幸先よく中アジちゃんである.産卵もすっかり終わって,これから餌食いの時期になるのだろうか,体高もあり脂が載っていそうな姿をしている.波に飲まれない様に慎重な手返しだが,飽きの来ない程度にポツポツと当たりがある.食いが浅いのか,単に下手なだけなのだろうが,波が強く,取り込み時にバラシを繰り返してしまう.釣り上げられるのは針を飲まれた個体ばかりであるが,それでもゲットできるのだから贅沢は言えない.明るくなってくるとアジの当たりも全くなくなり,針が取られる時間帯に突入である.ダツが釣れているとの情報からハリスを5号にすると正体は白サバフグである.美味しいらしいのだが,免許を持っていないので,此処はリリース.3匹ぐらいは釣り上げただろうか,5号ハリスでもスッパリと切られること数回,棚を変えて試行錯誤も虚しく,沈黙の時間だけが過ぎてゆく.久しぶりの秋空で海も青いし,良い風景なのだが,何せ両隣のルアーマン達や遠くに見える遠投カゴ師達の竿を曲げている場面を見ることはできなかった.少し暑かったのだが今日は景色が良いので,贅沢は言えない.途中で針を飲まれたためリリースを諦めたイトヒキアジを1匹だけ追加したところで,うねりのせいか潮が徐々に濁り始めてくる.こうなると魚が逃げてしまうため,釣りにならないのがこの場所の特徴である.それでも,自分に言い聞かせながら我慢強く手返していたのだが,うねりも納まらず,さっきまでの北風から強い南西風に変わり,せっかくの飛距離が台無しである.12時過ぎまで粘ったが,まあ,そこそこの収穫もあったので,そろそろ帰ろうと思い,しっぽりと納竿するのであった.結局,終わってみれば25 ㎝ぐらいの中アジ5匹と胴体が15 ㎝ぐらいのイトヒキアジ1匹をお持ち帰りとし,すべてお刺身にして今日も美味しく頂くのであった.実は行く前からエンジンの調子がおかしく,黄色いランプが点いていたが,恐らくO2センサーだろうということで,そのまま放置していると,いつの間にかランプが消えて,大丈夫だったのだろうか?それでも,振動がなんか大きい気もするので,イグニッションコイルかもしれないし,17万キロ近い18年落ちの車なので,買わないんか~い,っという突込みはさておき,そろそろ入院させた方がいいかな~っということで3連休を前にどうしようか迷うのであった.
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