2022-02-13 Sun
巷の流行り病の勢いは止まることなく世間を騒がしているが,折角の3連休となれば,そろそろ良いかな~蜜じゃないっと都合のいい言い訳を作ったところで,今日も此処に来るのであった.小潮周りで潮は決して良くないのだが,何せ風もなく凪々で釣り易い状況である.15時にいつもの釣り座に就き,日が暮れるまではハマチ狙いをするのであるが,予想通りの無反応である.お隣の釣り座には,綺麗っというか私好みの彼女を連れた隣のカップルが楽しそうに釣りを楽しんでいる.恨めしい目で見ていると,何となく彼女がこっちに向かって手を振ったように見えたのは,完全にエロ親爺の妄想だろうが,こちらも軽く会釈して爆釣を予期する幸運女神のほほ笑みと前向きにとらえておこう.日も暮れれば密な釣り人も疎らであるが,20人ぐらいだろうか,日没後の電気ウキが,イルミネーションのように綺麗に4㎞の水面を照らしている.私の左右は500mぐらい全く人がいないので,コマセが全然回ってこないのだが,ノーコンの私のとっては好都合.しかし,どこを投げても良いとなると,限ってコントロールが良くなるチキンハートである.そんなこんなで丁寧,地道に手返し,コマセが周ってきたのか,20時ごろから当たりだした.棚や仕掛けを工夫しつつ,最初は棚が深すぎてか上針の自作ウーリー(と言っても巻いてあるだけ)に掛かってきたが,やっぱり餌に食らいつくパターンを掴み,30センチ前後のアジの量産体制モードに突入するである.遠きに見える集団の電気ウキは消し込んでいる様子が伺えないが,っというか,凝視するほどの余裕がなく,遠投と誘いと回収に忙しい.投げ方のフォームを色々と試行錯誤しつつ,やっと安定して60mを出せることが分かった.左手は位置をずらさない,右手は伸ばしつつ前に押し出す感じで,風に乗れば90mは出せそうだ.実は両軸100mに憧れていたのだが,投げ方がダメならスピニング,両軸は関係ない.竿の撓りをどう生かすだが,自分から煽っても良いが,静止状態から軽く投げた方が飛ぶようだ.とは言っても,この場所の餌食いゾーンは実は60-70mであるっと思う.飛ばし過ぎるとコマセが先に行って,自分の首を絞めるので,手前に徐々に寄さなければ魚が寄ってこない.90⇒60mと誘い込むのがオイヤン達の腕なのだろう.離岸流も利用しつつ,孤軍奮闘で何とか自分のゾーンに魚を寄せることができ,忙しい手返しが続く.終わってみれば1時までに21匹をゲットすることができた.ところが,1時を過ぎるとエサ取りの小さい当たりばかりで,なかなか,針掛しない.まあ,いつものパターンで2~6時は全く釣れない.コマセも沢山撒きつつも,早目に仕込んだハクキンカイロの燃料も切れてしまい,あまりの寒さとクーラーがいっぱいの状態を勘案して,此処は5時に納竿することとした.朝マズメもしたかったのだが,白金カイロの燃料不足とあまりにも寒いので,っというか,コマセも全然解けないし,周りに霜が降りていて,どおりで寒いと思ったら氷点下を切っている様子.風がないだけましなのだろうが,新調したJackeryを武器に妻は車中でヌクヌクと電気毛布に身を包み爆睡中である.いったい何しに来ているのだろうかっと言うのは,その後の「カワ」のパンと「よってって市場」での買い物であろう.俺からすれば,この買い物のだけに和歌山に来るのもいかがなものとは思うが,これで毒マウス(妻マウス)が納得するのであれば良しとしよう.全部捌くのに1時間以上かかってしまったが,アジはお刺身,ソテーとフライにして,半分は冷凍庫行とし,今日も美味しく頂くのであった.
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