2021-11-27 Sat
霜月も,もうすぐ終わるというこの週末,先週の爆釣の記憶が冷めやらぬとなれば,朝から近所の釣具屋を梯子して餌を調達しておくが,天気予報と来れば西風がやや強い状況で例の場所にとっては少しやりにくいのであるものの,欲望には勝てぬこの利己的遺伝子に従い,今日もまた此処に,妻と一緒に来るのであった.道中も風向きを気にしつつも,現地に到着すると,こういう時に限って的中する予報にやっぱりかと自分を責めるのであるが,まあ,これも自然相手だし仕方のないことだろう.強い西風で少しウネリもあるせいか,周囲の釣り人が本の脇に目に入るもほぼ貸し切り状態である.アジ狙いなので3号竿で楽しみたかったが,相手は命がけということで,そんな猶予は当然のように許してくれない.渋々と飛距離重視の4号竿で今日は勝負することにした.なんか横風とウネリの影響でやり難い時間ばかりが過ぎるのだが,それでも,3投目で1匹をゲットして予感していた〇ウズを回避することはできた.予報では気温が低下するとのことであったが,そんなこともなく準備していたハクキンカイロを使用せずに何とか過ごすことはできた.コマセが効いてきたのか,23時ぐらいから量産モードに突入すると型は小さいながらも,コンスタントに当たりがある.贅沢を言えば小さいアジでは4号竿では全くもって楽しくないし,ちょっと力を入れると口が切れてしまう.今日はアジゾーンが60m付近と少し遠めであり,棚も深めであるため,選択は正しかったのだが,これで良いのか?でも釣れるし良いかの贅沢な葛藤である.そんな時間も珍しく朝方まで続き,夜明けまでに15~25㎝のアジを先週と同じレコードで24匹ゲットすることができ,しかも全てが真アジであった.夜も明ければ,暫く無反応となるのだが何となく生体反応を感じ,今日は珍しく粘ってみると,ちょっと目を離した隙に,なんかウキが何処を見てもない.そして,糸が張っている.これは空合わせで,反応を見るとズッシリ良い感触!あまり走らない雑な動きなのでボラかなとも思ったが,波打ち際で,青物の走りを見せつけられる.取り込みは手こずりつつも何とかハマチをゲットすることができた.その後も生体反応は残っていたので,少し誘いつつ仕掛けを回収しているとガツンと当たりがあり,その後は右に左に小刻みに走りまくりとなれば,ソーダガツオである.慎重に取り込むとマルちゃんであったが,1年ぶりのソーダの引きにやっぱり此処には浪漫があるな~っと思うのであった.クーラーも一杯になったところで,どうしようかと迷ったが欲張っても仕方ないということで,珍しく9時半に納竿することにした.帰りと言えば,40周年記念で貰ったカワのクーポンでパンをしこたま買い,湯浅のPAでは縮緬雑魚の佃煮を13袋も購入する妻マウス.夜はJackleyの蓄電池に電気毛布の組合わせで車中でヌクヌクと爆睡し,朝も全くもって車から出てこないが,いったい何しに来ているんだか~まあ,一般人は寝ている時間だし仕方ないか~いや,なんで来るんだ?そんな疑問はさておき,たくさんの収穫のうちソーダとハマチ,アジの大きい4匹は,お刺身,小さいアジは圧力鍋で煮付け,中ぐらいのやつはソテーにするのであった.1年ぶりにソーダを食べたが,やっぱりお刺身が最高に美味しい.マルなのに美味しかったです!私的には透き通った感触のヒラも美味しいが,ちょっと鉄の味がしてマグロ(占めたては弾力があると思うが)よりも弾力のあるマルも美味しく感じるのであった.
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