2021-03-07 Sun
毎年のように春のこのシーズン,GW明けまでは水温も低く,これといった釣果が期待できないのであるが,オイヤン情報をもとに今日はちょっと趣旨を変えて,ここにハマチ狙いでやってきた.仕掛けも棚もポイントも餌もしっかりと聞いて,これだけコピーすれば,1匹は掛かってくれるだろうとの期待の元,今日も夜明けからお気に入りのポジションに陣取り,遠投カゴに電気ウキを沖に向かって投じ,手返すのであった.まだ暗いうちだがまったくもって無反応.ここまでは予定通りというかいつものパターン.明るくなってからが勝負と思うと,日も出てしばらくして待望のウキスポン.よっしゃっと思い合わせてみると何とも軽い手応え.フグかな~っと思いつつ寄せていくうちに竿を叩く振動が伝わってくる.ゆっくりと寄せて波と一緒に揚げてみると25㎝ぐらいのアジ君が掛かっているではないか,ハマチ狙いでデカ針,デカ刺餌,ハリスも極太っと良く掛かったものだな~っと感心しつつも何となくナブラもたっている様子.これはハマチがいるに違いないと,さらに手返すとまたまたウキスポン.今度は重い感じだが走る様子もなんか感じられない鈍い感じ.嗚呼この感じはボラに違いないっと諦めモードで寄せてみると,何と良型アジ君がダブルである.これは,アジが回っているんだなーっと思いつつも今日の本命はハマチ君である.隣のオイヤンはアジを手返し良く回収している.地合いだなーっと思いどうしようかと思っているとウキスポンかと思いきや隣のルアーマンとのお祭り連続2回コース.「すみませーん」っと平謝りだが,まあ,仕方ないだろう.潮流と風と読んでくれると有り難いのだが,正面の俺の仕掛けと絡むのだから,中層の潮流が速いのだろう.絡んだ仕掛けも解いてくれないのだが,どうやらPEの扱いも慣れていないようだ.解く時はPEを引っ張ってナイロンを解く方がいいんだけどな~って見てられないので,「解きましょうか~」結局,私が解くことになり,「潮流が東から西だから,ちょっと東に投げたら大丈夫ですよ」っと優しく大人の対応をしたのだが,バツが悪かったのだろうか,違う場所へと移動してしまった.折角の地合いの時間もあっという間に過ぎてしまった.当たりもないのだから仕掛けを変えるか,アジとハマチのどっち狙いかの葛藤の中,ついに我慢しきれずハリス,針をアジ用に変更するチキン精神.まあ,これが功を奏して,かなりの確率でウキスポンポン!ウキが勢い良く沈むのを見るのは凄く気持ちがいい.結局,ナブラの正体もルアーマンが正体を明かしてくれてサゴシであることが分かった.途中で全くのように釣れなくなってきたのだが,これもカプセルのシャフトが曲がっていて,刺餌がカプセルから出ないのが原因であった.気付くのが遅すぎたが,それでも,終わってみれば強風の中,良アジを20匹も釣り上げることができた.これだけ効率が良いなら,もう少し柔らかい竿で味わいながら釣るのもありかもしれない.ハマチは釣れなかったものの思わぬ外道の爆釣に,終わり良ければっと今日もニコニコで帰宅するのであった.アジはお刺身9匹とてんこ盛りで,早速,頂くとこれがまた美味い!っというか甘い!塩焼き3匹と残りは冷凍庫8匹と何となくコツも掴めてきたので,また此処に来ようかな~っと思いつつもやっぱりハマチが釣りたいのであった.
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