2020-12-19 Sat
此処のところ毎週のように通っているこの場所であるが,貧果であることがハングリー精神をかりたてるようで,まるでギャンブル中毒のように,ちょっと出ると通うプログラムにハマっている.毎日来ていても飽きないこの場所というか,釣り自体毎日したいのは,幼少期の刷り込みだろうか?そういえば毎日,河川で釣りをしていたな~なんて思うほど,煙樹の自然は甘くない.夜明けに到着するも例の場所は人も多く,仕方なく隅っこに駐車.この時点で気負いしているし,釣果は期待できないんだけど~まあ,折角の週末だし自然と戯れよう!っと言ってもこの世に戻ってはきたいし,大暴れはできない.渋々と端っこに陣取り手返そうとするも朝からの強風,それも真西からと天気予報の北西風とは,かなり違う感じ~っと気象庁を恨みつつも,あれは予報だし,信じる俺が悪い.っと言いうことで,西風との戦いのゴングが鳴り響き,午前中は敢無く完敗となるのであった.とにかく予報とは裏腹に,西からの強風で全くもって釣りにならない.我慢っというか修行のような時間だけが過ぎて行く.そして,朝5時前に陣取り,手返していると何か電気ウキの様子がおかしい.鈎には海苔も付いてくるし,っでよく見たらウキ止めより,シモリ玉が手前に来ているではないか.それじゃ~今までの時間何だったんだい~ってな具合に,それでも釣れるときは釣れるので,まあ,根掛もしなかったし魚がいなかったんだろうということにします~でも,予報と反して西風がめっちゃ強いしああ,コマセ,時間,気力,体力が浪費していく.14時も過ぎたころだろうか恨めしい風と波が弱くなり,手返しのいい時間.しかし,待っていましたこのシチュエーションっと思うのも束の間,北西から鉛色の雨雲がやってくる.これまた予報と反して雨であるのだが,なんか様子がおかしい.地面を叩く雨粒が撥ねており,良く見れば霰である.落雷だけは来ないで欲しいと願いも,どんどん強くなっていき,まるで修行のような時間帯である.雨合羽は車内に常備してあったもののすぐに止むだろうと思い横着して取りに行かなかったのも甘いが,お尻までびしょ濡れである.そして一気に気温も下がり,寒いの一言である.そんな中,隣のオイヤンを見れば,短時間でほぼ入れ食いのようにソーダを釣り上げているではないか!何が違うのか,餌,ハリスの太さ,長さ,針,棚,場所?色々と試しつつ棚が違うことに気付くのであった.カゴからウキまでを読み取っていたのだが,オイヤンの仕掛けがブレイクしたのか?仕掛けを作り直している様子.よく観察しているとハリスを3ヒロも取っており,1.5ヒロの私とはそりゃ~違うわな~そんな状況でも食う時は食うし,やはり腕なのだろうか.何とか棚を盗んで辛抱すること数十分,ついに待望のウキスポン.強烈な引きに耐えつつ丁寧にやり取りして釣上がったのは,良型のヒラソーダちゃんである.日没まで今日も粘ってもうヒラ1匹を追加し,結局,2匹のヒラをゲットすることができた.片付け中も第2弾の雨が降ってきたので,早目の納竿が吉と出たのであるが,何とも修行のような1日であった.最後に褒美として2匹のヒラを頂けたのは,辛抱したお陰だろうか?帰りにカワのパンを大量購入して,今日もお土産いっぱいで無事に帰宅するのであった.ヒラは2匹全部お刺身にしたがさすがにすごい量である.早速,酒のつまみにて頂いたが,これはやっぱり美味い!血合いも臭くないし,アニちゃんもいないようだし,結構お腹を壊す人が多いようだが,私が丈夫なのだろうか?いやいや,私はお腹が弱いので,煙樹でも1回トイレに行ってしまう程であるのだが,ソーダでは当たったことがない.血抜きなのか,捌き方なのかは解らないが,調子に乗っているとそのうち,やられちゃうのかな~例年であればマルばかり釣れるのだが,今年はヒラが多いし,お腹にアニちゃんもいないようである.今日で釣り納となるかは,天候次第なのだが,まあ,そうだとしても,こんな状況の中,幸せなんだろうな~っと思う1年であった.
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