なにがなんでもくちマウス::2024年03月09日
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クーラーいっぱい
今日の煙樹 北西の風が強く3月の割には真冬のような天気予報であったが,海が俺を呼んでいるとなれば,もう,南方に出向くしかない.OBD2のマルチメーターの台座の具合も確かめたかったので,いつものカゴ釣りの聖地へと出向くのであった.久しぶりにニャンコ先生を誘おうと思ったのだが,病み上がりからか連絡がない.あれっと思いきや,どうやら具合が悪いようだ.っということで単独釣行で,「よってって」でデコポンだの寿司だのをシコタマ購入し,現地に到着したのは13時前であった.今日は,前回の隣のオイヤンにチヌ対決で0対3と完封負けを喫してしまったので,勝手なリベンジと挑んでみた.ハリスを4号にするとゴリ巻きしてしまい,OWNERのカットチヌ針でも伸びてしまうので,今回は3号にして,いつもは1.5ヒロのところを2ヒロ取ってみた.棚はカゴまで2.5ヒロでカゴは拾ったアポロではなく原点回帰で色々と改造してある遠投シャトルカゴ10号にし,刺し餌もボイルではなく生イキくんLっと気合十分である.遠投カゴは上部が浮くようにスポンジ内蔵で,穴もドリルで大きくしてあるし,下半身はグルーガンでガチガチに固めるという拘りなのだが,これが釣果と関係があるかと言われれば,まあ,完全自己満足の世界である.オイヤンよ掛かって来いよ~なんて思っていたのだが,ほぼ貸し切り状態で,ちょっと寂しい状態である.予報では西風が強く波も高く,釣りにならないのかなと思っていたところ,風もそんなに強くはないし,波も高くない.時折.北の追い風が吹くから,気持ち良いぐらい仕掛けが飛んでいくので今日は良いんじゃないかな~なんて思って,調子に乗って投げていたら,ピュ~っと大谷級の飛距離十分じゃないよ~糸が5 mでなくなるところで,ケチッて10 mの力糸と100 mの道糸なので105 mは出て行ったことになる.危うく仕掛けから糸から一式飛んで行ってしまうところであったが,早目に気が付いて良かったのである.本当に今日は力を入れなくともチヌゾーンの軽く60 mは飛んでくれるし,塗装し直したウキも見やすく気持ち良い時間が風と共に通り過ぎてゆく.1匹目のメンタちゃん そんな中,14時30分ぐらいだっただろうか,カラスが近くで水たまりに映る自分の姿を見ているのを観察し,カラスって自分のことカラスだって認識しているから賢いんだな~なんて思っていると例によって,あれ?ウキがないんじゃない?痛恨のウキスポンを見逃す何時ものパターン.合わせてみるとズッシリ重たい感じ.鯔かな~チヌかな~真鯛だと良いな~なんて思って巻き巻きするのだが,ハリスが3号であることから今日は慎重にドラグを緩め,強すぎる4号ブルズアイの緩衝を取るしかない.取り込みも波と同調させながら,やっとの思いで取り込むと予想通り,腹パンの40 ㎝オーバーのメンタのチヌちゃんが挨拶してくれるのであった.卵もたっぷり入っていて,塩漬けにしようと,もう頭の中はレシピで一杯である.しっかり血抜きをして,まずはお刺身だよね~っとこれで,まずはクーラーの容量を満たすことができた.その後は沈黙の時間が過ぎてゆくが,デートに来ているカップルが砂利浜まで車で入って何やら撮影している.う~ん,いくら4WDとは言え,それは危ないんじゃない?っと思っていたのだが,滑りながらも難なく帰還していったので良かったのであろう.結構な頻度で4WDが入って来るのだが,太いタイヤのランクルか軽いジムニーでないとこの砂利浜はスタック必至だろう.っという私も北海道でスタックして偉い目に遭い,通りかかりの親切なオイヤンに牽引してもらったことがあるので,他人の心配をしている立場ではない.まあ,そんなのも寒いけど晴れていて,2人の世界は夢心地なのだろうな~っと羨ましい情景を他所眼にコマセをせっせと打ち込んでいく. 2匹目のオンタちゃん 潮の感じも良くなってきた夕暮れ時,モゾモゾっとウキが変な動きをしている.竿を手に取り構えていると,やっと見えましたウキスポン!良いね~この感触.またもや例のバタバタと言う引きなのであるが,やり取りは心臓バクバクで緊張する.切れないでくれよとドラグを緩めて,丁寧に寄せ上がってきたのは,ちょっと小振りの35 cmぐらいのオンタのチヌちゃんである.白子がたっぷり入っていたので,これは煮付けかな~っとニンマリモードである.血抜きを済ませ,すかさず急いで次の仕掛けを投じると,地合いモード突入と言わんばかりに連続ヒット!良いね~連荘ウキスポン!37匹目のメンタちゃん 今度は,なかなかの引きで全然寄ってこない.鯔かな~っと粘りに粘って,やっと引き上げたのは60 cmオーバーのメンタのチヌちゃんである.当然のように卵もたっぷり入っていて,これまた美味しそう!ああ,もう,クーラーが一杯だよ~夜のアジはどうしようかな~でも,ここまで来たからには,少しだけ顔を拝みたいところである.真っ暗になり潮も引き始め,これからが勝負と言わんばかりにトツカアジが掛かって来るが,全体的にオイヤンの数も少ないし,もうそろそろ産卵も終わる時期なのであろう.何といっても地合いが短い.まあ,今回は,食いが良いように,こちらも3号ハリスにして,矢引にするところを少しだけ長めの2本針に蓄光スキンを組み合わせてみた.つ抜けしたら止めようと思っていたが,後半はサイズが小さいが,まあ,これ以上釣ってもクーラーに入らないし,21時に今日はこの辺にしておいてあげようっということで,トツカアジ12匹,小サバ1匹,チヌ3枚で一日を終えるのであった.いや~今日はクーラーが重いね~帰りの運転もマルチメーターを見ながら,色々と試すのだが,アクセルは基本一定で,上り坂はしっかり踏む,下り坂は離すことで燃費もかなり高いことが分かった.逆にダラダラ4速で踏んでも燃費が低いだけで,3速にキックダウンして,いかに燃費の低い時間を少なくして,乗り切っていくかの方がストレスもなく良いのだろう.車と自分の癖を良く知って色々と試した結果,今回は13 km/Lを達成することができた.荷物満載のRF3で,この数字なら良いのではと自分に言い聞かせ,今日も無事に家にたどり着くのであった.アジは全部お刺身で,すごい量!サバは〆サバにしてみた.チヌの卵は酒で処理してから塩漬けにして,脂のりのりの身の方は半身をお刺身,白子と半身をに付けて,あとはフライにでもしようかな~そんな矢先,ニャンコ先生から入電ありで,最後のカニ漁っということで,ズワイガニを4匹も頂くことになった.早速,カニ飯にして半分はご近所にお裾分けして,できたカニ飯おにぎりはニャンコ先生に持っていくのだが,逆にまた,高級化粧品など色々と貰いこれじゃ~高いおにぎりじゃんっということで,超わらしべ長者となるのであった.ノッコミもそろそろ終わると思うので,ニャンコ先生の完治を待って,次回は臨むことにしよう!

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