2022-03-12 Sat
先週の高波予報は,ある程度予測はしていたものの,なんか最近,北風にもかかわらず波が高いのは春の訪れだろうか?まあ,そんなことはさておき,今日も朝6時前に起床し,ブルーピーターでアミエビブロックを購入し,クーラーに詰め,朝飯前のひと仕事を終えてから,出勤となるが,頭の中はもうあの海でいっぱいである.河川の水面を見る限り弱い北風で良い感じであるのだが,予報では弱い南風に変わっていくらしい.先週の嫌な思い出が過るが,現地に21時前に到着すると真北の風で良く飛びそうな雰囲気である.しかし,浜辺に近づくとやっぱり,波が高い.低気圧が通過したばかりだろうか,偏西風の煽りを受けているようだ.お隣さんは2本竿だろうか?一人で忙しそうに手返している様子だが,ウキが消し込んでいる様子はない.私はと言えば,フォームが何となく解り,腕を下におろし構えると竿にテンションが掛かり良く飛ぶことが分かった.構えを低くすることでストロークが長くなるのだが,実は真上を通さないと仕掛けが左右にぶれてしまうのが難点である.それでも北風のおかげで,70mは飛んでいるだろう.ベストポジションに仕掛けを投じると,高波で解り難いがウキスポンを感じる.掛かった後も波が高いので正直言って魚が付いているかが微妙な感じである.それもその筈,20㎝弱のアジばかりである.それでも釣れないよりは良いのだろう,まあ,飽きない程度にポツポツと数を重ね,何とか3時間で,つ抜けを達成することができた.2匹だけ30cm近いやつが掛かったが,残りの8匹は20㎝弱であった.あとは,寝て夜明けを待つのだが,この時期でも夜は寒い.寒さで何度か目が覚めたが,朝5時に起床し,第2ラウンド開始である.周りはルアーマンばかりだが,何を狙っているのだろうか?青物であれば,まだまだ時期的に早いし,2時間もすれば寝転がっている状態である.まあ,私もエサ取りの気配すらなく,無傷で刺し餌が回収される有様である.10時まで粘ってみるも周りのルアーマンも帰宅して,すっかり寂しい浜になっている.最後にスッパリハリスが切られるも,切り口から見てダツではないだろうか?朝方に例のYOUTUBERが取材に来ていたが,ゴープロを今日は持っていない.まあ,適当に話だけして過ぎ去っていってしまった.生体反応を感じられないので,此処は納竿し,苺と不知火,ちらし寿司とカワのパンをしこたま買って今日も美味しく帰宅するのであった.そして味は全部お刺身にしてみた.小さいながらも10匹は凄い量である.釣りたてが美味しいのは言うまでもないが,この美味しさがあるとまた行きたくなってしまう.っということで,次はどこに何を狙おうか迷いに迷ってここに来ちゃいそうだ.
2022-03-05 Sat
先週は穂先に糸が絡まったにもかかわらず,アジとのやり取りで強引に巻いてしまい,竿先をポッキリ折ってしまったのだが,折れた先は2㎝ほどであったので,穂先ガイドは交換せずに修復できるのではないかと思い,ガスコンロで残ったカーボンを取り除き,ガイドの内側を少しドリスで研磨することで,すんなりと差し込むことができた.マスキングと紙やすりで差し込み面を綺麗に仕上げて,エポキシで固めれば修復完了である.2㎝の先詰で何とか終わったので,費用は0円であるが,穂先を丸ごと交換であれば5000円弱であるので,まあ,交換でも良かったのかな~あとは飛距離や,やり取りにどの程度影響がでるかが心配である.そんな期待と共に,今日も此処に来るのであるが,道中の煙突からは南からの強い風に煙が真横を向いている.これだとかなり波も高そうだし無理かなと思い,到着するとやっぱり,高波と逆風の2重苦の状況である.試しに何投かしたのだが,ちょっと釣にならない状況である.此処は諦め,風裏の例の漁港へと向かうと,ここでは追い風で良く飛んでくれる.ただ,朝方でないと釣れないので,しっぽりと投げ練である.先詰の影響は思ったより大きくないことが確認できたため,まあ,収穫としておこう.っということで今年に入って初めての〇ウズのハズだったが,帰り際にマルっと太ったゴンズイ1匹をゲット!刺されないように針を外して,海へとお帰り頂きました.お持ち帰りは0匹であったが,これでしばらくは,竿を新調しなくとも済みそうだ.っということで次回こそは,大海原に向かって遠投したいものである.
2022-03-01 Tue
色々と最近あり,月曜日は小春日和となれば,もう此処に行くしかないっということで,ブルズアイ遠投4号を探しにBUNBUNやマルニシを梯子するも全くもって売っていない.2.5号,3号,5号と売っているのに4号がピンポイントで売っていないところを見ると,生産が追い付いていないか,需要が全くないのかのどちらかなのであるが,以前,BUNBUNに2本も置いてあったのに,あっという間になくなるところを見ると,隠れた人気竿と勝手に推測するのであった.まあ,夜釣りで扱いも乱暴なので私にとって猫に小判であるため,遠投EVで十分なのであるが,やはりHi-PowerXの粘りは,proselect2号胴の強さを体感しているため,やはり興味が沸いてくる.Kガイドが糸絡みを軽減する一方でガイド自体が重いため,持ち重りはすると思っている.そんなことを思いつつ現地に到着し,早速手返すのだが,風も弱く北風にもかかわらず,波が高い.しかも,押し波であるため北風でも仕掛けが手前に戻されてしまう.70mは飛んでいるはずなのに,あっという間に50mまで仕掛けが戻されその後は東にスライドと今日はリップカレントを探すことが難しい.此処は地合いまでの辛抱と思いながら手返すが,100mは離れている4人組のアジ狙いの集団も当たりはなさそうだ.夜も9時を過ぎた辺りだろう,正確には9時18分に待望のウキスポンである.丁寧に寄せつつ第一号の尺アジをゲットすることができた.少しホッとするも此処は地合いと言うことで,直ぐに再度仕掛けを投じると予感的中でまたウキスポンである.ところがである,穂先に糸が絡み,竿を煽りながら解こうとして何とか巻けたのだが,少し引っかかる感じで強く巻いたときに,ポキッと言う感触と共に急にテンションが軽くなり,何か糸が解けた感じがした.良かったと思う一方で大きな不安が私を襲ってくる.こういう時の予感は必ず的中するので,大したことでは動じないのであるが,やっぱり穂先がポッキリ折れているのではないか!2匹目の尺アジをゲットしたものの,予備竿の紫電3号でその後を手返すことになってしまった.紫電にはBIOMASTER3000にPE2号を付けているので,追い風時には70mも叩き出せるのであるが,こんな時に限って北風も弱くなり,60mが精々だろうか.当たりはあるものの,単発の20㎝クラスのアジばかりである.地合いなのに,しびれを切らしてか,お隣さんが納竿していく.潮も止まってきたので,システム交換ということでSPINJOYを紫電に取り付けて遠投に臨むのであった.PE3とは言え,やはり遠投用でスプール系が大きい分,良く飛んでくれる.ポツポツと追加して,結局,1時過ぎには全く当たりもなくなり,ゲームエンドである.心も竿もポッキリ折れて,帰宅となるのであった.まあ,行きしなにピンクの苺と不知火をゲットできたのがせめてもの救いであろう.アジは全てお刺身にし,血合い骨をいつもは身ごとそぎ取るのであるが,今回は骨抜きで丁寧にとって量を稼ぎ美味しく頂くのであった.アジも産卵がすっかり終わり,もう終焉に近づいているのだろう.数少ない釣行の好機を逃さぬように,今週もまた行ってしまいそうである.
2022-02-13 Sun
巷の流行り病の勢いは止まることなく世間を騒がしているが,折角の3連休となれば,そろそろ良いかな~蜜じゃないっと都合のいい言い訳を作ったところで,今日も此処に来るのであった.小潮周りで潮は決して良くないのだが,何せ風もなく凪々で釣り易い状況である.15時にいつもの釣り座に就き,日が暮れるまではハマチ狙いをするのであるが,予想通りの無反応である.お隣の釣り座には,綺麗っというか私好みの彼女を連れた隣のカップルが楽しそうに釣りを楽しんでいる.恨めしい目で見ていると,何となく彼女がこっちに向かって手を振ったように見えたのは,完全にエロ親爺の妄想だろうが,こちらも軽く会釈して爆釣を予期する幸運女神のほほ笑みと前向きにとらえておこう.日も暮れれば密な釣り人も疎らであるが,20人ぐらいだろうか,日没後の電気ウキが,イルミネーションのように綺麗に4㎞の水面を照らしている.私の左右は500mぐらい全く人がいないので,コマセが全然回ってこないのだが,ノーコンの私のとっては好都合.しかし,どこを投げても良いとなると,限ってコントロールが良くなるチキンハートである.そんなこんなで丁寧,地道に手返し,コマセが周ってきたのか,20時ごろから当たりだした.棚や仕掛けを工夫しつつ,最初は棚が深すぎてか上針の自作ウーリー(と言っても巻いてあるだけ)に掛かってきたが,やっぱり餌に食らいつくパターンを掴み,30センチ前後のアジの量産体制モードに突入するである.遠きに見える集団の電気ウキは消し込んでいる様子が伺えないが,っというか,凝視するほどの余裕がなく,遠投と誘いと回収に忙しい.投げ方のフォームを色々と試行錯誤しつつ,やっと安定して60mを出せることが分かった.左手は位置をずらさない,右手は伸ばしつつ前に押し出す感じで,風に乗れば90mは出せそうだ.実は両軸100mに憧れていたのだが,投げ方がダメならスピニング,両軸は関係ない.竿の撓りをどう生かすだが,自分から煽っても良いが,静止状態から軽く投げた方が飛ぶようだ.とは言っても,この場所の餌食いゾーンは実は60-70mであるっと思う.飛ばし過ぎるとコマセが先に行って,自分の首を絞めるので,手前に徐々に寄さなければ魚が寄ってこない.90⇒60mと誘い込むのがオイヤン達の腕なのだろう.離岸流も利用しつつ,孤軍奮闘で何とか自分のゾーンに魚を寄せることができ,忙しい手返しが続く.終わってみれば1時までに21匹をゲットすることができた.ところが,1時を過ぎるとエサ取りの小さい当たりばかりで,なかなか,針掛しない.まあ,いつものパターンで2~6時は全く釣れない.コマセも沢山撒きつつも,早目に仕込んだハクキンカイロの燃料も切れてしまい,あまりの寒さとクーラーがいっぱいの状態を勘案して,此処は5時に納竿することとした.朝マズメもしたかったのだが,白金カイロの燃料不足とあまりにも寒いので,っというか,コマセも全然解けないし,周りに霜が降りていて,どおりで寒いと思ったら氷点下を切っている様子.風がないだけましなのだろうが,新調したJackeryを武器に妻は車中でヌクヌクと電気毛布に身を包み爆睡中である.いったい何しに来ているのだろうかっと言うのは,その後の「カワ」のパンと「よってって市場」での買い物であろう.俺からすれば,この買い物のだけに和歌山に来るのもいかがなものとは思うが,これで毒マウス(妻マウス)が納得するのであれば良しとしよう.全部捌くのに1時間以上かかってしまったが,アジはお刺身,ソテーとフライにして,半分は冷凍庫行とし,今日も美味しく頂くのであった.
2021-11-27 Sat
霜月も,もうすぐ終わるというこの週末,先週の爆釣の記憶が冷めやらぬとなれば,朝から近所の釣具屋を梯子して餌を調達しておくが,天気予報と来れば西風がやや強い状況で例の場所にとっては少しやりにくいのであるものの,欲望には勝てぬこの利己的遺伝子に従い,今日もまた此処に,妻と一緒に来るのであった.道中も風向きを気にしつつも,現地に到着すると,こういう時に限って的中する予報にやっぱりかと自分を責めるのであるが,まあ,これも自然相手だし仕方のないことだろう.強い西風で少しウネリもあるせいか,周囲の釣り人が本の脇に目に入るもほぼ貸し切り状態である.アジ狙いなので3号竿で楽しみたかったが,相手は命がけということで,そんな猶予は当然のように許してくれない.渋々と飛距離重視の4号竿で今日は勝負することにした.なんか横風とウネリの影響でやり難い時間ばかりが過ぎるのだが,それでも,3投目で1匹をゲットして予感していた〇ウズを回避することはできた.予報では気温が低下するとのことであったが,そんなこともなく準備していたハクキンカイロを使用せずに何とか過ごすことはできた.コマセが効いてきたのか,23時ぐらいから量産モードに突入すると型は小さいながらも,コンスタントに当たりがある.贅沢を言えば小さいアジでは4号竿では全くもって楽しくないし,ちょっと力を入れると口が切れてしまう.今日はアジゾーンが60m付近と少し遠めであり,棚も深めであるため,選択は正しかったのだが,これで良いのか?でも釣れるし良いかの贅沢な葛藤である.そんな時間も珍しく朝方まで続き,夜明けまでに15~25㎝のアジを先週と同じレコードで24匹ゲットすることができ,しかも全てが真アジであった.夜も明ければ,暫く無反応となるのだが何となく生体反応を感じ,今日は珍しく粘ってみると,ちょっと目を離した隙に,なんかウキが何処を見てもない.そして,糸が張っている.これは空合わせで,反応を見るとズッシリ良い感触!あまり走らない雑な動きなのでボラかなとも思ったが,波打ち際で,青物の走りを見せつけられる.取り込みは手こずりつつも何とかハマチをゲットすることができた.その後も生体反応は残っていたので,少し誘いつつ仕掛けを回収しているとガツンと当たりがあり,その後は右に左に小刻みに走りまくりとなれば,ソーダガツオである.慎重に取り込むとマルちゃんであったが,1年ぶりのソーダの引きにやっぱり此処には浪漫があるな~っと思うのであった.クーラーも一杯になったところで,どうしようかと迷ったが欲張っても仕方ないということで,珍しく9時半に納竿することにした.帰りと言えば,40周年記念で貰ったカワのクーポンでパンをしこたま買い,湯浅のPAでは縮緬雑魚の佃煮を13袋も購入する妻マウス.夜はJackleyの蓄電池に電気毛布の組合わせで車中でヌクヌクと爆睡し,朝も全くもって車から出てこないが,いったい何しに来ているんだか~まあ,一般人は寝ている時間だし仕方ないか~いや,なんで来るんだ?そんな疑問はさておき,たくさんの収穫のうちソーダとハマチ,アジの大きい4匹は,お刺身,小さいアジは圧力鍋で煮付け,中ぐらいのやつはソテーにするのであった.1年ぶりにソーダを食べたが,やっぱりお刺身が最高に美味しい.マルなのに美味しかったです!私的には透き通った感触のヒラも美味しいが,ちょっと鉄の味がしてマグロ(占めたては弾力があると思うが)よりも弾力のあるマルも美味しく感じるのであった.