2022-06-04 Sat
梅雨入りも沖縄地方から徐々に北へと向かう季節になって偏西風が蛇行するこの時期は,雨が降ったり止んだりと変わりやすい天気が続いている.梅雨に突入する前に今年の豆の成長ぶりを確認すべく今日は毒マウスもとい妻マウスと一緒にサビキということで和歌山港に来てみるのであった.仕事を強制的に切り上げ夕飯の買い出しや餌の調達など寄り道すると,現地到着は21時.すっかり辺りも暗くなってはいるが,さすが夏至の月,20時ぐらいまでは空が明るい.そんな中ベストポジションは,ルアーマンに陣取られていたので,渋々,違う場所で手返すもなかなか今年のパターンが読めない.そうこうしているうちにルアーマンも帰宅となったため,道具を移動させ本日のパターン探しと量産モードへと突入するのであった.上層は豆鯖に占領されているが,低層からコマセを巻くとネンブツダイとかなりシビアな棚で,しかも常に変動するという何ともやりにくい手返しであったが,一番上にイワシ,豆サバ,豆アジ,ネンブツダイであるパターンを掴んだ.しかし,豆アジは手返していると,上層に浮上してくるのがややこしい.豆サバがいないと1ヒロまで上がってくるが,豆サバが回遊してくると,一気に低層へと移動してしまう.まあ,豆サバも美味しいので,外道にしているわけではないのだが,何せ,放置だと豆サバが掛かると仕掛けが絡んでしまうのが難点であろう.脂は全くないが,味噌煮で丸ごと食べるのであれば,味への寄与度は小さく,寧ろ小さいと身が柔らかくて美味しいんです(+エロ視線)!そんなこんなで,丑三つ時には気温も低下し,長袖Tシャツではめっちゃ寒い状況となった.何度か心が折れそうになったが,アジ南蛮を作りたくってここにきているのだからせめて,一回分ぐらいは釣って帰りたい.でも,蚊の大群,寒さ,一回分は収穫できたという緩い自己満足に負けて,サビキは2時で終了することにした.じゃー帰ろうかというと此処はダッジチャレンジャー!欲しい車を他所に朝マズメのノマセを試みるのであった.まあ,事故みたいなものだし,そうそう釣れるものでもないのでが,こういう時の予想は高確率で的中なんです.っということで,終わってみれば豆アジ93匹,小アジ4匹,豆サバ100匹ぐらいと煮付けと南蛮漬けを1回分だけの収穫となった.岐路の道中に仮眠を取ったのだが例のモールが24時間ではなくなっていた.これも例の流行り病のせいなのか?道の駅で仮眠をして帰ってからは,豆アジはアジ南蛮,小アジは唐揚げ,豆サバは味噌煮用に冷凍と今日も美味しく頂くのであった.仕掛けは安いので十分であるが,ハヤブサの白スキン0.6号ハリス1号幹糸が200円ぐらいで買えるのでベストであろう.カゴから50センチぐらいしか食わないので自作しても良いのだが,絡んだ時にすぐに切れるように1m仕掛けでもよいのではないだろうか?私はと言えば意地でも使いまわす,絡んでも解くが理念なので,今回も30分ぐらいかけて解いていました.心境はというと,人間関係に比べたら,絡んだ糸なんて30分で解けるんだから,っという身勝手な言い訳で釣りをしているのだから,最近病んでいるのだろうか?まあ,そんな事はさて置き,あと1か月したらベストサイズの豆アジ,豆サバなんだろうね~っということで,次回も此処に来ようかな~7月になるとカマスが来るので贅沢な悩みとともに,週末を満喫するのであった.
http://www.kuchimouth.x0.com/index.php?e=389
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2022-04-16 Sat
今週も釣れないとは解っているにもかかわらず,釣行したい一心で期待だけが膨らむ週末を迎えるのであるが,何せ台風1号ともなれば,身の危険が最優先の「海釣り入門」1ページ目である.海が荒れていたら止める勇気が大事であることが滾々と冒頭に記載されているのが記憶に記載されているのだが,まさに今週末はそんな感じである.っということで今日はお散歩がてら,またまた此処に来てしまうのであるが,着いたのはお昼過ぎと言うことで,何とも妻マウスとマッタリドライブである.よてってとHIROで魚や果物を大量購入し,お弁当を例の浜で食べようと着くのであるが,やっぱり波も高く,とても釣ができる状態ではない.当然のように釣り人は一人もいないのであるが,濁りは300mぐらい続いているだろうか,日高川の河口は澄んでいるので,かなりの高波だったことが予想される.海を見ながら昼飯の寿司弁当を平らげ,妻マウスは,おねむモード,っということで,一人,浜を散歩するのだが,遠くから見る以上に波は高い.こんな中,ルアーマンだろうか釣りをしている猛者もいるのであるが,諦めて浜辺で直に寝ている人もいる.波が打ち寄せて5m近くまで来ているし,この後,台風は過ぎて行くものの満潮に向かって,波が押し寄せてくる時間ではないかと思う.気持ちよく寝ているのを起こす勇気もなく,波が被れば気付いて起きるということで,ここは放置で横を過ぎ去るのであるが,ハサミムシとかも多いし,浜辺で寝るのは何かチャレンジングだとは思う.浜辺に蛍光色の物体が目に入り,拾い上げてみるとジェット天秤なのであるが,探してみると,ルアーだの何だので結構落ちている.使えそうなものを回収しながら,神社へと向かうと1832年から定礎しているんですね,初めて鳥居を潜り,でも賽銭を忘れていたのでお辞儀だけで,勘弁してもらうことにした.金箔の蒔絵も2016年に修理されたようで,監視カメラの元,綺麗に設置されているっということは,安政,昭和南海地震では,此処まで津波が来ていないということだろう.っと勝手な妄想を繰り広げ,車へと戻り,後は漁港巡りである.野良猫に餌にでもと思って阿尾漁港に向かうが,こちらは濁りがないものの西風向かい風で潮を被る状態である.この風では野良猫もどこかに行ってしまっているだろうと思い,この場所も調査終了である.ダラダラと調査をしたのだがどこも釣れている様子はなく,6月の豆アジシーズンまでは,しばらくお休みになるのだろうか?っと言いながら,どこかに行ってしまうんだろうな~
2022-04-09 Sat
春は真鯛のノッコミがあるハズという妄想を駆動力に,でも,アジも釣れたらいいな~っということで,今日も此処に来るのであるが,天気予報は昼から南風であるため,午前中が勝負なのである.早目の22時に到着したので小1時間ほど,ちょっと漁港でアジでも狙うことにした.今回は妻マウスと一緒なのだが,寒がりの妻マウスはJACKELYと電気毛布の組み合わせが,お気に入りのようで,折角,集魚灯として10WのLEDを作成したにもかかわらず,出番がない状態である.まあ,照らしたところで,いないものは釣れないし,全くの無反応であり,何とも期待できない雰囲気は万歳であるため,23時に納竿し,例の浜で仮眠を取ることにした.電気毛布1枚では設定を強にしないと,この時期でも寒いのであるが,上掛けの毛布があれば,設定は中で十分である.設定が中なら消費電力は40Wh前後なので,12時間は持続するものの,強だと75Whの消費電力なので,私の400WhのJACKERYでは7時間が良いところである(外気温感受型の毛布なので,意外と電気は消費しない).3時に仮眠を終え,一人,ガスコンロでお湯を沸かし,朝食のインスタントカレーうどんをすすり,体を温め臨戦態勢.4時20分からしっぽりと手返すことにした.夜明け前は北風で,60mは軽く飛んでいくのだが,何せ無反応の時間帯だけが過ぎて行く.今日もまた,夜が明けると両側をルアーマンで囲まれ,何とも窮屈な手返しが続くのだが,まあ仕方ないのであろう.テント持参で家族連れのルアーマンなど,集団が多いので,なかなか難しい展開であるが,それでも魚が釣れさえすれば良しとしよう.夜明けとともに満員御礼で今日もルアーマンは100人はいただろう,これだけ投げて釣れている様子を目撃できないのだから,餌にも無反応なのは頷ける.そうこうしていると,針がない.バッサリ切られている.これは,太刀魚,ダツ,サゴシ,フグ,サメの5択なのだが,ウキに無反応な時点で,フグの1択に決定だろう.ここぞとばかりにワイヤーハリスにすると,餌も取られないので,敵もバカではない.ハリスを5号に上げても,スパッと切れること6連荘.内掛け外掛け結びの工夫も全くの無駄な努力である.棚を変えれば無反応,魚のいる棚はフグの猛攻っと,何ともディフェンシブな展開を辛抱強く行うも,ああダメかな~日も高くなれば,南東の風も強くなり,横からの潮流と潮下のルアーマンとのお祭り回避で,手返しがめっちゃ早くて忙しい.結局,13時に納竿し,終わってみれば,今年初の〇ウズ,完全試合を食らうこととなってしまった.帰りには「カワ」のパンと「よってって」の苺,厚揚げ,ちらし寿司をゲットし,さらにテレビでやっていたブドウ山椒を湯浅PAで購入して,完全試合でも只では起きない週末とすることができたが,次の釣り物が本当に難しいな~っということで,冷凍庫に保管してあった太刀魚を天ぷら,骨煎餅,アジをフライにして,爆釣気分のオカズを演出するのであった.和歌山港では豆アジ,豆イワシが釣れているので,あと1か月は,お休みモードかな~でも,また此処に来ちゃいそうです.
2022-04-02 Sat
4月上旬ともなれば,黒い奴と赤い奴の産卵シーズンともなり,腹パンの収穫が期待できるという自分勝手な妄想に誘われ,今日もまた此処に来るのであるが,行きしなに漁港を散策してアジの様子も調査しながら,現地に朝4時に到着するのであった.北風が強い割にはベタ凪で大潮周りなのに潮流も程よい感じで釣れる雰囲気は万歳である.既に数人のルアーマンが鎮座していたが,50m程間隔を空けていつものポジションに陣取ることにした.ゆっくり目の準備を終えて,夜明けの勝負に備えるのであるが,変な情報が流れているのか,明るくなれば100人は超えているだろうか,ルアーマンでびっしりである.両脇をルアーマンに挟まれて速い手返しを余儀なくされるが,仕方がないのであろう,お祭りだけはしないように着水地点と糸ふけに注意しながら,これも練習と思うしかない.絶好のコンディションにもかかわらず,一向に当たりもなく,ルアーマン達もこれだけの人数がいるのに,フィッシュオンを確認することはできなかった.朝8時もなると諦めて帰宅するルアーマンもいるのだが,棚ボケでウキが横に向いていたので,空合わせてみると微かな魚信が伝わってくる.小さいハゼかな~っと思いながら回収してみると,何とも珍しいヒラメの子供である.20数センチと言ったところだろうか,リリースしようか迷ったが小さい魚が好きな妻に聞いてみると食べるというので此処は回収することにした.10時になればあれだけいたルアーマンもほぼいなくなり,まあ,4時間もぶん投げていたら疲れるだろう.どこから何の情報が出ているのだろうか?ナブラもないし,稚鮎も遡上していないし,青物を狙っているのか全くもって理解ができないが,気晴らしにしては,帰宅時間も短いし,仕掛けも何か青物狙いにしては細い気もする.途中でエイを釣って記念撮影している親子がいたのだが,それは良い思い出になるのであろうが,完全にお子様の方は飽きている様子である.まあ,他人のことはさて置き,1匹では何とも帰れぬ状況であるので,棚を色々と変えながら手返すのだが,どうも生体反応が薄い様子である.11時にまたもや棚ボケでウキが横に向いていると,その後にウキスポンである.おっとキタ~っと思い,竿を煽るが,その後の重い感触が何かおかしい.掛かってはいるがヘロヘロ~っと寄ってきてしまう.小さいエイかな,っと思い寄せてみると30㎝越えのヘダイちゃんである.これでおかずが揃ったと思うのもぬか喜び,釣りあげてみると口の周りに腫瘍があり,お腹もぺったんこ,内臓もほぼないスカスカ状態で完全に病気である.これは食べられないと思い,海にお帰り頂くことにした.昼過ぎになれば南西の風に変わり,仕掛けも岸へ直ぐに寄ってきてしまうディフェンシブな戦いを強いられるが,13時過ぎにポキッと心が折れて,ゲームオーバーである.のっこみシーズンにもかかわらず,この貧果は頂けないが,GW過ぎまではこの状況が続くのであろう.次回の釣り物に困ったな~
2022-03-20 Sun
待ちに待っていた3連休なのだが,ちょっと用事が色々とあって,なかなかうまい具合に釣行できない状態が続いているが,合間を縫って今日も此処にやってくるのであった.15時30分に到着すると,連休ともあって釣り場は人でいっぱいであるのだが,丁度お帰りの2人組の場所に入ることができ,釣り座を確保することができた.お隣もカゴ釣りなので,コマセが良い具合に回ってくれと思うが,こんな時に限って潮上に座するのであった.まあ,贅沢も言ってられないので,しっぽりと明るいうちは青物でもと思ったが,やはり生体反応はない.ルアーマン達も頑張っている様子だが,釣れている人は見かけない.お隣さんは棚が深いからか?チヌを2枚早々に上げてお帰りとなったが,まあ,のっこみシーズンだし,私も真似してチヌでも狙うかと夕マズメを手返していると,ウキが一瞬沈んだように見えた.あれっと思って,竿を構えると,強烈なウキスポン!反射的に合わせるとズッシリ重たい感触である.この棚であれば,まあ,黒い奴なのだが,竿とぐいぐいと引っ張っていく感触は,やっぱり良い.ハリスも4号にしておいたので,強めに引き寄せて上がってきたのは,50㎝は超えているだろうか,腹パンのチヌちゃんである.予想外の収穫に気分も上々である.このペースでアジも爆釣と期待するのだが,ここから何ともトラブルの連続である.何かスワンウキが見難いなと思ったら,羽が割れてしまっており,破片で危うく力糸を傷つけるところであった.夜になり電気ウキを準備してみると何とリチウム電池が中で錆びており,電気が全くつかない状態である.予備のウキをもってきておいて正解だったのだが,暗くなってからの本命アジちゃんの当たりが一向に来ない.20時過ぎに待望のウキスポンで尺アジを1匹ゲットすることができた.さあ,ここからが地合いとばかりに手返すも,やはり無反応.何かがおかしいのだが,西側では4,5個の電気ウキが所狭しと並んでいるものの,ウキスポンはなさそうである.大潮周りで波も時折高く襲ってくるため,3回はコマセを持っていかれてしまった.その後もトラブルは続き,軍手を波に持っていかれ,ああ,流れてくと思ったら,高波でまた戻ってきたため,何とか回収することができた.そして遠投時に指サックも一緒に投げてしまい,ああ,見つからないだろうな~っと諦めモードでライトを照らして砂利浜を探してみると,奇跡的に発見することができた.干潮潮止まりからちょい上げになっても一向に当たりがないため,23時に納竿することにした.まあ,クーラーは満たされているので良しとしよう.アジはお刺身に,チヌはお腹には卵がたっぷり入っているので,丁寧に捌いて煮付けに半身をお刺身にしたらとんでもない量になってしまったので,残りも煮付けにして今日も美味しく頂くのであった.電気ウキは接点スプレーで中を綺麗に掃除したら何とか点灯したので,このまま使えそうなことが分かった.羽の割れたスワンウキは,羽だけ購入できそうなので修復しようと思う.これからのっこみシーズンなので,暫くは明るいうちの釣りになりそうだ,っということでまた此処に来たいな~