2020-12-05 Sat
今週末は冬型も緩みつつある気圧配置となり,北西の風も強くはないだろうということで,期待は十分,っということで,例によってまた此処に来てしまうのであった.道中に餌でも購入しようと立ち寄ったマルニシで色々と見ていると,ああ,なんかこれ欲しいな~っと思い,つい衝動買いしてしまったのがダイワのステンレス製の竿受けである.ステンレスのピトンはシャフトのみで5000円ぐらいするのであるが,このピトンはシャフト部分が中空で軽量化されており,その分安いのであろう,竿受けも付いていて約4000円(税込)であれば,良いかな~っと思い,そう言えばエイトはセールで10%割引だったな~っと後悔しつつも物欲が勝ってしまった.前回,ぶっ飛んで行ったスワンウキも欲しかったが,仕掛けセットで2000円だったので,これも購入し,スワンシステムとらやの出来栄えを確認してやろうと目論んでみた.気分も上々で高速に乗ると何と夜間通行止め.有田からの下りが平日20~06時まで工事で通れないため,渋々と下道で現地に向かうこととなったが,日の出までに間に合えば良いので焦ることもないだろう.0時過ぎに現地に着くと既に何台か車が停まっており,夜中にアジやアオリイカでも狙っているのだろうか,電気ウキや竿先のライトが光って見える.私はと言えば朝まで車中で仮眠することにしたが最初は寒くなかったものの,起きるころには,車内がすっかり冷えていて外気温は5℃ぐらいだろうか,毛布を持って来て正解であった.日の出に合わせて岸辺に着くと夜釣りのメンバーは退散しており,ほぼ貸し切り状態となった.少し暗いうちから仕掛けを投じるも例によって無反応である.明るくなればルアーマンが集結し,一生懸命投げているが釣れている様子はない.餌でも釣れないのだから,ルアーでも釣れないのかな~っと思いながら沈黙の時間が流れていく.前回まで気になっていた北西の風も弱まっており,弱い北風に乗せて綺麗に仕掛けが飛んでいく.仕掛け絡みもシステムを色々と改良するうちに頻度が低下してきている.これでウキスポンがあれば完璧なのだが,そうも都合良くいかないのが自然である.昼過ぎに隣のオイヤンがソーダをゲットしたので,仕掛けや棚を目で盗み真似してみると待望のウキスポンである.左右に走られながらもようやくゲットしたソーダちゃんは,なんとヒラソウダである!やっぱり,体形が平べったいな~そして,眉毛が離れているし,側線模様も急に狭くなっている.捌いてみれば身が白いので一目瞭然だろう.血抜きをして2匹目と行きたかったが,単発で終わってしまったようだ.その後もしつこく手返すも無反応の時間だけが過ぎていく.オイヤンが何人か話しかけてきたので,暇つぶしに距離を取って棚,餌,ハリスの太さや長さ,仕掛け,地合いなど事細かに貴重な情報交換ができただけでも価値があっただろう.夕マズメにナブラが沸いたがハリス切れの5連荘となり,サゴシかフグかダツかサメか,ルアーマンでも無反応であったので正体不明のまま日没を迎えるのであった.ウキスポンもなくスッパリ切られているので,フグのような気もするが太刀魚との情報もあり,次回はワイヤー仕掛けで臨んでみようかな~お持ち帰りはヒラソウダ1匹だけと少なかったものの型は大きかったので,お刺身は十分な量を確保できた.そして何と言ってもその味である.正に美味いの一言であるが,マグロより美味しいのではないかと思うのは言い過ぎだろうか?釣ってその日に食べるお刺身は高い投資に値すると自分に言い聞かせて,次回の釣りに備えるのであった.
2020-11-28 Sat
最近,週末となれば北西の風が強く,なかなか思うような釣りができないのだが,システムを大幅改善した効果を確かめたく今日は妻と一緒に此処に来てしまうのであった.案の定,夜中ともなれば雨がパラパラと降ってきて,冬型の北からの雲が通過していくと同時にかなりの北西の風が吹いてきた.今日もディフェンシブな釣りになる予感であったが,こういう予感は毎回のように当たってしまう.暗いうちから電気ウキを投じるも波も高く,当たりが取れないのもあるが無反応で夜明けを迎えるのであった.地合いらしい地合いもなく沈黙の時間が過ぎていくが,なんか回収時に重い.仕掛けでも絡んだのかなと思いきやサバフグが掛かっているではないか.時折ハリスが食い千切られているが犯人はこいつのようだ.サバフグなので食べられそうだが,白サバフグであるとの自信がないので此処はリリース.強風の中,〇ウズは逃れたのだが,やっぱりウキスポンは見たいところである.周りを見渡すとルアーマンばかりであるが,釣れている様子はない.人ばかり多いのだがこれも流感のせいだろうか.マスクもせずに話しかけてくる人の多いこと,4,5人には声をかけられただろうか.みんな呑みにも行けないし,綺麗な景色を見ながら散歩して,釣れているのかな~っと興味津々なのであろう.妻と言えば車内でゴロゴロと一体何しに来たのだろうか~まあ,煙樹の海岸線は見ているだけでも気分が良いのだろう.夕方になれば北風に変わり,風に乗せて遠投カゴで飛距離が出たときは,なんか清々しいものである.そんな中,待望のウキスポン.しかし,糸ふけを取っておらず合わせが遅れて,針掛りが甘かったようだ.左右に走られて手前で痛恨のバラシである.もう一度同じ場所に仕掛けを投じてみると,再度ウキスポンである.今度こそはとしっかりと合わせ,慎重にやり取りすると,小ぶりながらマルソウダちゃんをゲットすることができた.1本ゲットできたので,ここで一安心である.カブラ針に掛かっていたので,回遊していれば直ぐにでも食いついてきそうだが,その後も沈黙とハリス切れを繰り返す始末である.さらに,なんかウキが立たないな~っと思っていたら,ウキだけスナップから外れて飛んで行ってしまっていた.ああ,高い買ったばかりのスワンウキが北風と共に遠ざかっていく.気を取り直して手返していると日没も近づいてきたところで,もう1本を追加することができた.電気ウキに変えようかとも思ったが再び雨も降ってきたことだし,ここは納竿とすることにした.帰りは「よってって市場」でイチゴ,チラシ寿司,カワでパンを大量買いして,お土産たくさんで帰宅するのであった.2本のマルソウダは全部お刺身にして,今日も美味しく頂いたのであるが,今回は血合いの部分も少し食べてみた.赤色の割には特に血生臭さもなく,食するとヒスタミン中毒になると色々と書かれているが,2本を一人で食べても私の体調に変化はなかったので大丈夫なのではないだろうか?まあ,その場で血抜きをしっかりしているし,アニサキスは老眼ながらも確認はしている.更に食べるときは良く噛んでしまえば,アニサキスも死んでしまうだろう.それでも,生で食べると地元のオイヤンでも当たることがあるので,他の方は自己責任で食べてくだされ.さーって来週はどうしようかな~尼崎のスーパーに行くとキビナゴが売っていたので購入してきたし,そろそろ人も少なくなってきたところで太刀魚に行ってこようかな~
2020-11-21 Sat
今週も寒冷前線通過後の北風ということで,ソーダ狙いの爆釣のイメージしかできない週末ともなれば体が勝手に海へと向かうのだが,高速の入り口が通行止めと出鼻をくじかれる始末.家でマッタリしていると急に開通して,急いで準備し煙樹が浜にまた来てしまうのであった.夜中の3時に現地に到着するも何だか人も疎らであるが,元の脇は相変わらずカゴ釣りとルアーマンでびっしりである.私はと言えば,人もいなさそうなところに陣取り電気ウキを投じるのだが,予想はしていたものの例によって無反応なのと北風と聞いていたのに北西の強風に悩まされる.ここで電気ウキのリチウム電池を持ってくるのを忘れてしまったのだが,何とか前回使用した残量が夜明けまで持ってくれたのは不幸中の幸いだろう.夜も明けて手返すもソーダの気配は全くなく,何とも沈黙の時間だけが過ぎ去ってしまう.昼前に重い手ごたえも小さい白サバフグということで,〇ウズだけは避けられたのかもしれない.潮も動いてきたので,地合いと思いインターバルも短くして手返していると,待望のウキスポンである.丁寧に回収すると,小ぶりのヘダイをゲットすることができた.捌いてみると脂もの乗っているし美味しそうである.その後もウキスポン後の合わせが遅れてしまい,3号ハリスも痛恨のラインブレイク.飲まれたのか,デカフグなのか,とにかく腕が悪いの一言である.4号ハリスにしたいところだが,合わせが遅いのがすべてである.お隣さんは5,6枚は釣っていただろうか,右隣のオイヤンに至ってはヘダイをリリースしており,ハマチのみをお持ち帰りしている.恨ましい思いを横目に,今回は色々と試したかったのでと自分に言い聞かし,錘を10号にサイズアップしてみた.飛距離をどうしても出したくて,ウキやカゴも号数アップとしてみたが,オイヤン達は力を入れずに70 mは飛ばしているだろうか.私と言えば,力任せに65 mっと6号錘で,振り切っても10号錘で竿の重心を利用して飛ばしてもほぼ同じ飛距離である.オイヤンの竿は3号磯竿ぐらいで,遠投仕様ではなさそうな位柔らかいものだが,最後の伸びが圧倒的に違う.私はと言えばハリス絡みも多く,実際に餌が海底に届いている機会は少ないだろう.今日は勉強ということで,システムの改造,試行錯誤を繰り返していると,あるところで気付く.ヤマシタの遠投シャトルは浅場で有効,天秤カゴも針は1本が良いが,2本なら上針はカゴに近いほうが絡まない.カラマン棒はウキの分だけ取ると飛距離は伸びるが,絡み易いので1 mは取った方が釣りにはなる.離岸流に乗せれば飛距離は稼げるので,潮流を読むのも大事である.コマセの重さで重さは稼げるし,軽ければ小石を入れれば良いので,重さが原因ではないだろう.どうしても力任せになってしまうのだが,まあ,力があるうちはこのスタイルで行くか~ウキもスワンが一番飛ぶし,逆光の認知性は低いが,偏光グラスを替えれば済みそうだ.色々と下手で反省の日々だがソーダは周りでも釣れていないし,夕方にもう1匹ちょっとサイズアップのヘダイを追加できたので御の字なのであろう.片付け中に竿がバタバタと持っていかれそうになったが,これもラインブレイクであり,お持ち帰りだけということですね.っということで,ヘダイ2匹をゲットしたのだが,ここで痛恨の忘れ物で何と氷を持って来なかったのだ.近くのスーパーで氷を購入して,取り繕うも,忘れ物の多い一日であった.小ぶりなものはお刺身にして大きいやつを姿塩焼きにして,今日も美味しくいただくのであった.っということで,ああ,また来週も来てしまいそうだ~
2020-11-14 Sat
11月も中旬になれば寒冷前線通過後は冬型の気圧配置となり北風に悩まされるこの季節.例の場所は遠投にとって追い風となり釣りやすくなる筈であるということで,今回は久しぶりに煙樹が浜に足を運んでみた.道中,日高港を覗いてみたが車でびっしり,太刀魚狙いの猛者たちが殺気立っている様子である.そんなの余所目に日の出頃に煙樹が浜に到着したのだが,ここもすでに人でいっぱいである.間を見つけて暗い中,遠投カゴを手返すも全く反応はない.まあ,明るくなってからが勝負であろうと思いきや,シラス漁もなく沈黙の時間が続く.10時も過ぎたころだろうか,待望のウキスポンである.ゆっくりと寄せてみると,まあ,小さなメジカである.早速血抜きをして処理してクーラーに放り込むのであるが,いつもなら連荘するはずの回遊も単発のようである.大潮周りで西の風邪が強く,なんとも手返しがしにくい状況であるが,昼過ぎに大きな当たり!これは大きいぞと意気込むも大雑把な動きである.そう,例の顔が頭を過るがこういう予感は的中するのが世の常,丁寧に寄せると大きなボラがチッチ針に食いついているのであった.まあ,綺麗なボラであったので持って帰っても良かったのだが,今日の本命はソーダである.できればヒラソウダと言いたいところだが贅沢も言っていられない.とにかく手返しでコマセ同調を徹していると,またボラと似た当たりであるが,今度は小刻みに走っていく.ああアイツだねと思いつつこれも丁寧に寄せてみると30センチぐらいのヘダイであった.脂もたっぷり乗っていてとても美味しそうである.さらにメジカを1匹追加して,バラシが1匹あったものの食べる分だけというなら十分である.結局,お持ち帰りはヘダイ1匹,メジカ2匹であった.ヘダイは塩焼きとお刺身,メジカはオリーブオイルで香草ソテーとお刺身としてみたが,メジカのお刺身が美味しい!昔食べたときもっと血生臭かった気がしたのだが,現地で血抜きと捌いたお陰か,マグロよりも血生臭くない.こんなんだったらもっと釣ってくるんだった~っと思うぐらい美味しいお刺身である.そして,ソテーもこれまた美味しい.俺様の料理の腕が良いのはさておき,オリーブオイルとメジカの相性は抜群である.ヘダイも塩焼きでは脂が滴り落ちているし,おかずとしては十分すぎる内容であった.帰りに「よってって市場」に寄り,妻マウスのお土産でもと立ち寄ったのだが,ここでショッキングな出来事が...なんと,朝採れ太刀魚が1匹180円!思わず買って帰ろうかと思うほどである.サイズは小ぶりだが,大きいものでも580円と破格である.徹夜して交通費かけて,ライト照らして,なんか,釣りが馬鹿馬鹿しくなるような価格設定であるが,血抜きはしていないので,腹も傷んでいるだろうし,卵も塩漬けには難しいだろうっと自分に言い聞かせるのである.新鮮な魚ということでたまに魚屋で買うのだが,やはり釣った魚に勝るものはない.メジカでも釣りたては美味しいので釣りはこの先も止められないだろう.っということで早生みかん,柿,万願寺唐辛子,アジ寿司を購入して,今日もお腹いっぱいでウマーな1日を満喫するのであった.来週は3連休だが人も多いし,COVID19の動向も気になるところであるし,でも,また行くんだろうな~.
2020-10-24 Sat
10月も終わりに近づき寒さを感じる今日この頃,寒冷前線通過後の冬型の天気となれば北風が強く釣りにならないことも多いが,南向きのこの堤防であれば,寒くても強風でもハッチ釣で何とか釣りにはなると思い,っというか理由はさておき,今日もまたここにきてしまうのであった.現地には夕暮れに到着し,まずはサビキで様子を見ることにしたがこれが待ったうもって無反応.生体反応がゼロのまま長い時間を過ごすのは辛いのだが,今回はクーラーボックスを食料用に新調し,寒い中で暖かいものを食べようとガスコンロも準備してきた.そして暇つぶしの猫缶である.今日の野良猫は2匹がご来客となったが,どちらも警戒心が強く触らせてくれない.400 gの猫缶をペロッと平らげた挙句,処理したイワシの頭も10匹ぐらいは食べたろうか?最後は,もういらないみたいな顔で地面に落としたイワシを盗み食いして逃げていくのであった.なんと太々しい奴だろうと思いつつも奴らも生きるためだし,耳が切れていて去勢手術済なので嫌な目に遭ったのだろう.そんなマッタリとした時間も寒さと強風となれば,今夜のウエポンのカップラーである.250 mLの水も3分ぐらいで沸騰し,寒さの中で食べるカップラーは最高に旨い!実は水を500 mLペットボトル1本しか持ってきておらず,ケチケチの運用であるが,こんなに美味しいのであればもっと早くやっておくべきだった.実は,これまでに,お隣とかで寒さの中でウマーしているのは横目に見ていたのだが,目的はあくまで釣りなので,美味しそうだなーっと思いつつも,実践までに至らなかった.Doから始めることを非難する人もいるが,何事もDoは大事である.2カップラーを寒さの中で堪能し,気が付けば夜明けである.朝になるとイワシが回遊し,食べる分だけ50匹ぐらいをこちらもゲットし,今日はこの辺にしておいてやろうっということで納竿となった.狙っていたアジは空振りに終わったが,まあ,釣れないだろうと思っていた太刀魚仕掛けに忘れたころに当たりがあり,高確率で何とか2本をゲットできた.1本は指3本強の先ず先ずの型で,今日はお刺身と塩焼き,そして卵は塩漬けにしてみた.イワシは圧力鍋で炊いて,黄金レシピで今日も,秋の味覚を満喫させるのであった.クーラーボックスはシマノのウレタン(FIXCEL BASIS 17L)を購入してきたのだが,真空パネルは重いので却下し,っというのは言い訳で,実は高くて購入できない.流石に5万円あったら竿買うかな~LIGHTのポリスチレンが1.3万円で2000円の差だったので,LIGHTを購入するつもりだったが,今回はウレタン(1.5万円也)にしてみた.ダイワなら1枚真空パネルが購入できたが,ワンタッチで開閉できるのが私のスタイルと合い,シマノにしてみた.実際に使用してみると,これがよく冷える.最近のクーラーの性能(ほんと凄いです,そこらのホームセンターのとは全然違う)を実感するとともに,真空パネルだったらもっと冷えるんだろうな~っと思いつつも,加齢とともに釣行がアウトドア化していくのかな~っと最近,ハッチーで怠けているので次回はちょっと和歌山のあの場所にでも行ってみようかと思うのであった.