2020-12-12 Sat


もう,毎週通っているこの地であるが,なかなか攻略できなくてヤキモキしているっということで今日も此処に来てしまう中毒状態,システムを色々と試して完了しつつも釣果が伴わなければ,全くもって意味が薄れてしまう.日の出から準備しつつも朝から雨ですか~っと予報とは大きく異なる展開.4時半まで雨が続くもレーダーでは雨雲はなく,ここは待機の我慢である.夜明け前に雨も止み,さて,これからというのだが,そう,うまくいかない.風も緩やかで波もまずまず,気持ち良く手返してはいるが,肝心の当たりがなく,辛抱の時間だけが過ぎてゆく.棚や餌を変えつつ試行錯誤をしていると昼前に待望のウキスポン!合わせが遅れたのもあるのだが,ソーダの引きを味わうも左右に走られ,10mぐらい手前で痛恨のバラシ!マジでこれが痛恨となるとは,この時は思いもよらなかった.手返し優先でゴリ巻していても釣れることはあるのだが,やはり丁寧に寄せなければ,ここの聖地ではダメなようである.根気良く投じるも無反応の時間だけが過ぎて行くが,途中で,遠投時にラインがガイドに絡み,力糸から先が飛んで行ってしまった.ああ,3000円が~何て思っていたのだが,ケチい私のハングリー精神.即効でカゴに糸を括り付けて5,6回は投じただろうか,何とかシステムを回収することができた.さてと再開と思うもFGノットの方法を忘れてしまい,っというかそもそも覚えていないので,電車結びで連結してみたが,これがなかなか強い結束で,意外とこれがいいんじゃない?っと思うほどである.不幸中の幸いも此処で波と風にディフェンシブ状態となり,西からの強風と波といい修行の時間が過ぎて行く.お昼過ぎは水面に陽光が反射して見えにくくなる時間帯だが,ウキスポンした感じを何となく感じ,空合わせするとズッシリ手応えありである.今度は慎重に巻いて回収すると前回と同様,ちょっと型の大きいヒラちゃんである!いや~ヒラは良く引きますね,しかも大きいとなれば嬉しい限りである.その後も風と波に悩まされ,辛抱との葛藤に挟まれつつ日没を迎えるのであった.夕方になると風下にルアーマンがやってきて,ああ,風上に陣取ってくれないかな~っと思いつつも,まあ,カゴ釣りしない人には解らないし仕方ないか,これは納竿せよ,ということと思い渋々,片付け,帰り支度をするのであった.朝は雨,昼は強風,波,システムブレイク,帰路は渋滞,お土産購入に妻に電話しても不通っとネガティブに考えれば盛りだくさんの一日であったが,ヒラが1匹釣れただけでも良いと思うしかないだろう.1日粘ってウキスポン2回だと,かなり萎えるが,日常から解放されるのだから良しとしよう.ヒラは全部お刺身にし,今回は血合いも食べてみることとしたが,特に血生臭い感じもなく,やはり美味しい.体も今のところ大丈夫なようだが,皆さんは自己責任でお願いします.
2020-12-05 Sat




今週末は冬型も緩みつつある気圧配置となり,北西の風も強くはないだろうということで,期待は十分,っということで,例によってまた此処に来てしまうのであった.道中に餌でも購入しようと立ち寄ったマルニシで色々と見ていると,ああ,なんかこれ欲しいな~っと思い,つい衝動買いしてしまったのがダイワのステンレス製の竿受けである.ステンレスのピトンはシャフトのみで5000円ぐらいするのであるが,このピトンはシャフト部分が中空で軽量化されており,その分安いのであろう,竿受けも付いていて約4000円(税込)であれば,良いかな~っと思い,そう言えばエイトはセールで10%割引だったな~っと後悔しつつも物欲が勝ってしまった.前回,ぶっ飛んで行ったスワンウキも欲しかったが,仕掛けセットで2000円だったので,これも購入し,スワンシステムとらやの出来栄えを確認してやろうと目論んでみた.気分も上々で高速に乗ると何と夜間通行止め.有田からの下りが平日20~06時まで工事で通れないため,渋々と下道で現地に向かうこととなったが,日の出までに間に合えば良いので焦ることもないだろう.0時過ぎに現地に着くと既に何台か車が停まっており,夜中にアジやアオリイカでも狙っているのだろうか,電気ウキや竿先のライトが光って見える.私はと言えば朝まで車中で仮眠することにしたが最初は寒くなかったものの,起きるころには,車内がすっかり冷えていて外気温は5℃ぐらいだろうか,毛布を持って来て正解であった.日の出に合わせて岸辺に着くと夜釣りのメンバーは退散しており,ほぼ貸し切り状態となった.少し暗いうちから仕掛けを投じるも例によって無反応である.明るくなればルアーマンが集結し,一生懸命投げているが釣れている様子はない.餌でも釣れないのだから,ルアーでも釣れないのかな~っと思いながら沈黙の時間が流れていく.前回まで気になっていた北西の風も弱まっており,弱い北風に乗せて綺麗に仕掛けが飛んでいく.仕掛け絡みもシステムを色々と改良するうちに頻度が低下してきている.これでウキスポンがあれば完璧なのだが,そうも都合良くいかないのが自然である.昼過ぎに隣のオイヤンがソーダをゲットしたので,仕掛けや棚を目で盗み真似してみると待望のウキスポンである.左右に走られながらもようやくゲットしたソーダちゃんは,なんとヒラソウダである!やっぱり,体形が平べったいな~そして,眉毛が離れているし,側線模様も急に狭くなっている.捌いてみれば身が白いので一目瞭然だろう.血抜きをして2匹目と行きたかったが,単発で終わってしまったようだ.その後もしつこく手返すも無反応の時間だけが過ぎていく.オイヤンが何人か話しかけてきたので,暇つぶしに距離を取って棚,餌,ハリスの太さや長さ,仕掛け,地合いなど事細かに貴重な情報交換ができただけでも価値があっただろう.夕マズメにナブラが沸いたがハリス切れの5連荘となり,サゴシかフグかダツかサメか,ルアーマンでも無反応であったので正体不明のまま日没を迎えるのであった.ウキスポンもなくスッパリ切られているので,フグのような気もするが太刀魚との情報もあり,次回はワイヤー仕掛けで臨んでみようかな~お持ち帰りはヒラソウダ1匹だけと少なかったものの型は大きかったので,お刺身は十分な量を確保できた.そして何と言ってもその味である.正に美味いの一言であるが,マグロより美味しいのではないかと思うのは言い過ぎだろうか?釣ってその日に食べるお刺身は高い投資に値すると自分に言い聞かせて,次回の釣りに備えるのであった.
2020-11-28 Sat

2020-11-21 Sat



2020-11-14 Sat


11月も中旬になれば寒冷前線通過後は冬型の気圧配置となり北風に悩まされるこの季節.例の場所は遠投にとって追い風となり釣りやすくなる筈であるということで,今回は久しぶりに煙樹が浜に足を運んでみた.道中,日高港を覗いてみたが車でびっしり,太刀魚狙いの猛者たちが殺気立っている様子である.そんなの余所目に日の出頃に煙樹が浜に到着したのだが,ここもすでに人でいっぱいである.間を見つけて暗い中,遠投カゴを手返すも全く反応はない.まあ,明るくなってからが勝負であろうと思いきや,シラス漁もなく沈黙の時間が続く.10時も過ぎたころだろうか,待望のウキスポンである.ゆっくりと寄せてみると,まあ,小さなメジカである.早速血抜きをして処理してクーラーに放り込むのであるが,いつもなら連荘するはずの回遊も単発のようである.大潮周りで西の風邪が強く,なんとも手返しがしにくい状況であるが,昼過ぎに大きな当たり!これは大きいぞと意気込むも大雑把な動きである.そう,例の顔が頭を過るがこういう予感は的中するのが世の常,丁寧に寄せると大きなボラがチッチ針に食いついているのであった.まあ,綺麗なボラであったので持って帰っても良かったのだが,今日の本命はソーダである.できればヒラソウダと言いたいところだが贅沢も言っていられない.とにかく手返しでコマセ同調を徹していると,またボラと似た当たりであるが,今度は小刻みに走っていく.ああアイツだねと思いつつこれも丁寧に寄せてみると30センチぐらいのヘダイであった.脂もたっぷり乗っていてとても美味しそうである.さらにメジカを1匹追加して,バラシが1匹あったものの食べる分だけというなら十分である.結局,お持ち帰りはヘダイ1匹,メジカ2匹であった.ヘダイは塩焼きとお刺身,メジカはオリーブオイルで香草ソテーとお刺身としてみたが,メジカのお刺身が美味しい!昔食べたときもっと血生臭かった気がしたのだが,現地で血抜きと捌いたお陰か,マグロよりも血生臭くない.こんなんだったらもっと釣ってくるんだった~っと思うぐらい美味しいお刺身である.そして,ソテーもこれまた美味しい.俺様の料理の腕が良いのはさておき,オリーブオイルとメジカの相性は抜群である.ヘダイも塩焼きでは脂が滴り落ちているし,おかずとしては十分すぎる内容であった.帰りに「よってって市場」に寄り,妻マウスのお土産でもと立ち寄ったのだが,ここでショッキングな出来事が...なんと,朝採れ太刀魚が1匹180円!思わず買って帰ろうかと思うほどである.サイズは小ぶりだが,大きいものでも580円と破格である.徹夜して交通費かけて,ライト照らして,なんか,釣りが馬鹿馬鹿しくなるような価格設定であるが,血抜きはしていないので,腹も傷んでいるだろうし,卵も塩漬けには難しいだろうっと自分に言い聞かせるのである.新鮮な魚ということでたまに魚屋で買うのだが,やはり釣った魚に勝るものはない.メジカでも釣りたては美味しいので釣りはこの先も止められないだろう.っということで早生みかん,柿,万願寺唐辛子,アジ寿司を購入して,今日もお腹いっぱいでウマーな1日を満喫するのであった.来週は3連休だが人も多いし,COVID19の動向も気になるところであるし,でも,また行くんだろうな~.